「今自分の持っている家の価値ってどのくらいなのかな」
「マンションを売るとすればいつの時期が良いのかな」
このようにお考えの方は多数いらっしゃるでしょう。
そこで今回は、中古一戸建ての家の価値と築20年のマンションが売り時である理由をご紹介します。
中古一戸建ての家は築22年で価値がなくなる?
中古一戸建ての家は築22年で価値がなくなるとよく言われますが、実際は木造の家であれば22年、木骨モルタル造であれば築20年で価値がなくなります。
基本的に不動産の価値を考える際には、土地と建物を別々で考えます。
これは、建物は経年により劣化するものの、土地は経年により劣化することがないためです。
ただ、土地の場合、周辺環境や立地によって価値が変動する可能性があります。
中古一戸建ての家は、どのような建物の構造をしているかによって、劣化具合が異なります。
そういった場合に、平等に築年数から価値を割り出せる方法が耐用年数から割り出す方法です。
耐用年数とは、国税庁が定めている資産が価値を持っていられる寿命のことを指します。
この耐用年数から考えると、上記のような築年数で価値がなくなるということです。
築20年の中古マンションは築浅物件の6割ほどで売却できる?
中古一戸建ての家が築年数によって価値が変動するのと同様、マンションも築年数により価値が変動します。
ここでは築年数別でマンションの価値の変化についてご紹介します。
築10年以内であるマンションは、築6年目以降から82パーセントの価格まで下がります。
マンションを購入した後に土地の開発が進んだエリアの場合、購入時の価格よりも高い価格で売却できる可能性があります。
ただ、築10年以内の場合は室内がキレイな状態で保たれているかどうかも非常に重要になります。
築11年から20年のマンションであれば、築浅物件の6から7割ほどの価格で売却できる可能性があります。
比較的価格が安く購入できることから、需要も高い築年数と言えます。
築25年までのマンションであれば、住宅ローン控除を適用できることからも非常に魅力的です。
築25年から30年のマンションであれば、築浅物件の4割程度が目安でしょう。
間取りやエリアに加えて、リフォームされているかによって価格が変わってきます。
築30年を超えるマンションであれば、築浅物件の4割以下の価格まで下がる可能性が非常に高いです。
以上のことから、築20年が売却時期として最も丁度良い時期ということになります。
まとめ
今回は、中古一戸建ての家の価値と築20年のマンションが売り時である理由をご紹介しました。
基本的に中古物件の売却価格は、築年数により大きく変動し、中古一戸建ての家であれば、22年ほどで価値が無くなってしまいます。
住まない家や使用していないマンションをお持ちの方は、ぜひ一度当社までご相談ください。